マイクロスコープ下での虫歯治療(神経を保存した治療)
投稿日:2017年9月28日
カテゴリ:院長ブログ
虫歯があって治療したいと友人からの相談。
話を伺っていると、歯医者が苦手でなかなか通院できなかったそうです。
そろそろ本格的に治さなくてはとのこと。
初診時お口の中を検査すると進行してる虫歯がちらほら。抜歯になりそうなケースも!😱
なんでもっと早く相談してくれなかったのとショック!😢
歯医者ってなかなか足を運びづらい場所なんですね。
歯磨きなどのケアの重要性を説明した後、早速治療を開始しました。
レントゲンでの状況から残念ながら神経をとることになりそう。
(神経をとった歯は将来的に根っこが感染してきたり、抜歯のリスクに繋がったりするのでなるべくは残しときたいものです。ただ、もし万が一神経を取った場合でもしっかりとした治療を施せば予後をいい状態に保つことは可能です。)
かなり深い部分に虫歯があります。
マイクロスコープを使い、注意深く虫歯を除去していきます。神経の部屋ギリギリのところまで虫歯がありました。うっすら神経の部屋が見えています。
今回は虫歯が進行していたので神経をとる前提での治療だったのですが、神経の保存が可能になったのでひとまず樹脂で充填しました。
治療直後は麻酔が効いていて痛みはありませんがこれだけ虫歯が深いと麻酔の効果が切れた後で痛みが出てくる場合があります。
次回痛みの有無を確認したうえで治療の続きをやっていく予定です。
ひとまず神経が残せてよかったねと二人で喜びました!
これらの写真は全て、患者さんの了承を得て掲載しています。
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