銀歯を自費のセラミックにするメリットと注意点とは?
投稿日:2025年7月28日
カテゴリ:スタッフブログ
銀歯を自費のセラミックにするメリットと注意点について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
虫歯治療などで歯を削った場合、以前は銀歯による修復が一般的でした。銀歯は加工がしやすく、保険適用で安価に治療ができるというメリットがある反面、見た目が気になる、金属アレルギーが心配、長年使うと黒ずんでくる…といったお悩みを抱える方も少なくありません。
そのような理由から、近年では銀歯を「セラミック素材」に交換する方が増加傾向にあります。セラミックは天然歯のような見た目を再現できるだけでなく、耐久性が高いことも大きな魅力です。
そこで今回のブログでは、銀歯からセラミックに変えるメリットと注意点についてお話したいと思います。
銀歯をセラミックに変更するメリット
口元の審美性が向上する
セラミックのつめ物・かぶせ物の最大の魅力は、天然の歯に近い白さと透明感を持ち、見た目の美しさに優れているところです。前歯などの目立つ部分に使用しても、周囲の歯と調和して自然な感じに仕上がります。さらに、セラミックは経年による劣化もほとんどなく、年月が経っても美しさを維持しやすいことも魅力のひとつです。機能性と審美性を兼ね備えた治療法として、幅広い世代に選ばれています。
金属アレルギーのリスクがない
銀歯に使われる金属は、唾液などの影響によって溶け出し、体内に取り込まれることで金属アレルギーを引き起こすことがあります。金属アレルギーは、かゆみや湿疹などの皮膚症状として現れることがあり、原因に気づかないケースも少なくありません。お口の中は常に湿っており、金属イオンが溶け出しやすい環境です。
金属を使用しない「セラミック」は金属アレルギーのリスクがなく、体にやさしい素材です。そのため、アレルギー体質の方や、将来の健康を考えて選びたい方にとって、安心できる選択肢といえます。
虫歯や歯周病になりにくい
銀歯のつめ物・かぶせ物は、表面に細かなざらつきや隙間ができやすく、そこにプラーク(歯垢)や細菌が蓄積しやすい傾向があるため、虫歯や歯周病リスクが高くなります。一方、セラミックは表面がつるつるしており、汚れが付きにくく、土台の歯にしっかりとフィットするため、隙間が生じにくいことが特徴です。長期間使っても劣化しにくく、清潔な状態を保ちやすいため、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
銀歯をセラミックに変更する場合の注意点
保険診療に比べて費用が高額になる
セラミック治療は自由診療となるため、保険適用の銀歯に比べて費用が高額になります。セラミック治療を受ける際は、事前に内容や費用に納得したうえで進めることが大切です。
破損する可能性がある
セラミックのつめ物・かぶせ物は、耐久性に優れた素材ですが、瞬間的な衝撃に弱く、強い力が加わると割れたり、欠けたりすることがあります。特に歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は注意が必要です。
不動前でセラミック治療なら不動前デンタルオフィスまでお気軽にご相談ください。
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