体の不調を引き起こす口腔内の症状・状態とは?|不動前の歯医者

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体の不調を引き起こす口腔内の症状・状態とは?

投稿日:2023年3月24日

カテゴリ:スタッフブログ

体の不調を引き起こす口腔内の症状・状態について

体の不調を引き起こす口腔内の症状・状態

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

私たちの体は全ての組織がつながっているため、口腔内の症状や状態が体の様々な不調の原因になることも少なくありません。今回のブログでは、肩こりや頭痛、体のかゆみやだるさなどの不調を引き起こす口腔内の症状などについてお話したいと思います。

体の不調の原因となる口腔内の症状や状態は下記のようなものが挙げられます。

虫歯

虫歯は細菌の感染によって起こる歯科疾患です。虫歯を放置していると、虫歯菌が血管内に入りこむと菌血症になり、様々な組織で炎症を引き起こしたり、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な疾患のリスクを高めます。その他にも虫歯が重症化して歯根先端部分に膿が溜まると、アレルギー性皮膚炎などを引き起こし、手足に嚢胞が現れることもあります。

歯周病

歯周病は歯を失う1番の原因となっていますが、歯やお口だけの問題に留まらず全身疾患とも深く関係していることが分かっています。歯周病菌が血中に入り込んで全身を巡ることによって心筋梗塞、脳梗塞、誤嚥性肺炎、糖尿病、メタボリック症候群、早産、低体重出産など、様々な疾患リスクが高まると考えられたいます。

歯科用金属の使用

歯科治療では、つめ物・かぶせ物や入れ歯等で金属を使用することがあります。金属を含む技工物は唾液によってイオンが溶け出すことで金属アレルギーを引き起こす可能性があり、湿疹などの皮膚疾患を起こす場合があります。

歯並び・咬み合わせの問題

歯並びや咬み合わせが悪いと、左右バランスよく咀嚼ができないため、顎関節や周囲の筋肉に負担がかかり、肩こりや頭痛、首の痛みなどを伴います。また、いびき・睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因となり、睡眠の質が低下するため、疲れが取れにくい・眠気などの問題へと繋がります。

歯ぎしり・食いしばり

睡眠時に歯ぎしりや食いしばりが起こる場合は、歯にひびが入ったり、つめ物などが破損・脱離する可能性があります。また、顎関節やお口周辺の筋肉にも大きな負担がかかるため、顎関節症になったり、頭痛・首の痛み、肩こりなどの症状を引き起こします。

上記のように口腔内の症状や状態が原因となり、引き起こされる体の不調が存在します。思いあたる症状がある場合は、かかりつけの歯科医院にて歯科検診の際などに相談してみましょう。

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