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インプラント治療後に生じる口臭の原因とは?

投稿日:2025年9月3日

カテゴリ:スタッフブログ

インプラント治療後に生じる口臭の原因について

インプラント治療後に生じる口臭の原因

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

インプラントは、天然歯と同じようにしっかり噛めて見た目も自然な治療法です。しかし、治療後に「口臭が気になるようになった」というご相談をいただくことがあります。

インプラントに使用されているチタンやセラミックなどの素材は、においを発するものではないため、インプラントそのものが口臭を発生させることはありません。治療後に口臭がきつくなったと感じる場合は、何かしらの問題が生じていることが考えられます。

そこで今回のブログでは、インプラント治療後に生じる口臭の原因についてお話したいと思います。

磨き残しがある(ケア不足)

インプラントは人工歯根・アバットメント(連結部分)・上部構造(人工歯)という3つの部品で構成されています。これらの部品のつなぎ目には、天然歯にはないわずかな段差があるため、その部分に食べかすが蓄積しやすくなります。

口腔ケアがきちんと行われずに磨き残しがあると、細菌が繁殖して硫化水素やメチルメルカプタン、ジメチルサルファイドなどの悪臭の元となるガスを発生させるため、口臭がきつくなってしまいます。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎は、細菌によってインプラント周辺の歯茎に炎症が起こる病気です。炎症が悪化すると、出血や膿が発生するため、口臭がきつくなります。インプラント周囲炎が進行すると、歯茎や顎骨が少しずつ溶かされ、インプラントがぐらついたり、最終的に抜け落ちることもあるため、注意が必要です。

アバットメント(連結部分)の緩み

アバットメントは、顎骨に埋入したインプラント体(人工歯根)と上部構造(人工歯)を連結する部品です。インプラント治療後、時間が経つとアバットメントのネジがゆるんだり、破損したりすることがあります。その隙間に食べかすや汚れが蓄積して細菌が繁殖すると、口臭がきつくなることがあります。

上部構造(人工歯)の適合不良

上部構造(人工歯)がしっかりフィットしていない場合は、わずかな隙間に汚れが溜まりやすくなります。特に長期間使用している場合や経年による咬み合わせの変化によって適合が悪くなると、ケアが難しくなり、口臭を引き起こす原因となります。

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