歯医者さんが保険の銀歯をおすすめしない理由とは?|不動前の歯医者

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歯医者さんが保険の銀歯をおすすめしない理由とは?

投稿日:2023年10月20日

カテゴリ:スタッフブログ

歯医者さんが保険の銀歯をおすすめしない理由について

歯医者さんが銀歯をおすすめしない理由

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

近年では、保険適用の白い素材が主流となり、銀歯などのつめ物・かぶせ物の使用頻度は以前に比べると減少しています。従来までは歯科治療で多様されていた銀歯(アマルガム)は強度が高く、加工がしやすいというメリットの反面、様々なデメリットもあるため、近年では銀歯(アマルガム)を使用しないメタルフリー治療を推奨している歯科医師が増えています。
※アマルガムは2016年より保険診療の材料から除外されているものの、使用禁止にはなっていません。

今回のブログでは、歯医者さんが保険の銀歯をおすすめしない理由についてお話したいと思います。銀歯をおすすめしない主な理由については下記の通りです。

審美性が低い(見た目が悪い)

銀歯は強度が高いため、咬合力が強い奥歯などに多く使用されています。一見目立ちにくそうな奥歯部分であっても、銀歯は金属で周囲の白い歯と調和が取れていないため、お口を開けた際などに目立ってしまいます。特に見た目を気になれる方は、笑うたびに口元を手で隠したり、周囲の視線が気になるなど、日常生活に支障をきたす場合があります。さらに、銀歯は長期的に使用することにより、金属イオンが溶け出します。溶け出した金属イオンの色素が歯茎に沈着することで、歯茎が黒っぽく変色するため、口元の審美性が低下する可能性があります。

外れやすい

銀歯は経年劣化が著しく、温度差によって膨らんだり、縮んだりと変形しやすいため、土台の歯との接着が少しずつ悪くなり、外れやすくなります。

虫歯・歯周病リスクが高い

銀歯は汚れが付着しやすく、経年劣化による変形によって土台の歯と間に隙間が生じやすいという欠点があります。汚れの蓄積や生じた隙間からつめ物・かぶせ物の內部へ細菌が侵入しやすいため、虫歯・歯周病リスクが高くなります。

金属アレルギーになる可能性がある

銀歯の素材であるアマルガムやパラジウム合金は、銀をはじめ複数の金属で形成されています。長期的に使用することで銀歯の金属イオンが唾液によって溶け出すため、金属アレルギーを引き起こすリスクがあります。

上記のように、銀歯は見た目だけの問題ではなく口腔内環境に悪影響を及ぼす可能性が高いため、近年では多くの歯医者さんが極力銀歯を使用しないようになっています。つめ物・かぶせ物の素材については、素材ごとにメリット・デメリットがあるため、治療部位や患者さまのご希望を考慮し、適切な素材をご提案いたします。

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