金属アレルギーの人がインプラント治療を受ける際の注意点とは?
投稿日:2025年9月8日
カテゴリ:スタッフブログ
金属アレルギーの人がインプラント治療を受ける際の注意点について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
歯を失った方の中には、「金属アレルギーでもインプラントは大丈夫?」と不安に感じる方もいるかもしれません。結論的に言えば、金属アレルギーの方でもインプラント治療は受けられます。インプラントに使われる「チタン」は金属ですが、生体親和性が高く、アレルギー反応が起こりにくいため、チタンアレルギーでなければ、問題なくインプラント治療が可能です。
上記のように金属アレルギーであっても、インプラント治療を受けることができますが、受ける際には下記のことに注意が必要です。
金属アレルギーであることを必ず申告する
インプラント治療を受ける際は、金属アレルギーであることを歯科医師に申告しましょう。申告すれば、チタンに対するアレルギーの有無を調べる「パッチテスト」を受けられます。パッチテストでチタンへのアレルギー反応がなければ、安心してインプラント治療を受けられます。
チタンの比率が高いインプラント体を選択する
一般的なインプラント体はチタンが主成分ですが、強度を高めるためにアルミニウムなどの金属を数%混ぜて製作します。チタンの割合が高ければ金属アレルギーのリスクは非常に低いため、問題はありませんが、すべてのインプラントが高純度チタンとは限らず、混合金属の割合が多い製品も存在します。こうした素材では、アレルギー反応のリスクが高くなる可能性があるため、歯科医師と相談し、できるだけチタンの比率が高いインプラント体を選択しましょう。
上部構造(人工歯)の素材も金属以外を選択する
金属アレルギーの方は、上部構造(人工歯)の素材についても金属以外のものを選択しましょう。セラミックやジルコニアなどの素材は金属を含まないため、金属アレルギーのリスクがなく、見た目も天然歯のように自然な仕上がりになります。
不動前でインプラント治療なら不動前デンタルオフィスまでお気軽にご相談ください。
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