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入れ歯が破損する主な原因と対策とは?

投稿日:2025年10月14日

カテゴリ:スタッフブログ

入れ歯が破損する主な原因と対策について

入れ歯が破損する主な原因と対策

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

歯を失った際、選択肢の一つとして提案するのが「入れ歯」です。入れ歯治療は、外科手術の必要がなく、保険適用のものもあるため、身体的・経済的な負担が少ないのが大きな魅力です。

ただし、入れ歯は毎日使用するものだけに、落下や劣化によって破損してしまうケースも少なくありません。そこで今回のブログでは、入れ歯が破損する主な原因とそれを防ぐための対策についてお話したいと思います。

落下による衝撃

入れ歯の破損で最も多いのが、落としてしまう事故です。洗面所やキッチンなど、滑りやすい床の上で手が滑り、入れ歯が床に落下してヒビが入ったり、割れてしまうことがあります。特に、薄くて軽量な物や保険外の精密な入れ歯は、衝撃に弱いため注意が必要です。

【対策】

  • 入れ歯を洗浄する際は、タオルや水を張った洗面器の上で行う
  • 滑りにくい手袋を使用する

経年による劣化

入れ歯はアクリル樹脂(プラスチック)や金属で作られています。毎日の使用で少しずつ劣化し、ヒビやゆがみが生じることがあります。特にアクリル樹脂は、経年劣化で硬くもろくなりやすいので注意が必要です。

【対策】

  • 定期的に歯科医院でチェックする
  • 違和感を感じたら早めに相談する

合わない状態で使い続ける

口腔内環境は時間の経過とともに少しずつ変化していきます。入れ歯が合わない状態で使い続けると、部分的に負担が大きくなり、破損の原因になります。

【対策】

  • 入れ歯を定期的に調整する
  • 違和感やズレを感じた場合は、できるだけ早めに相談する

食べ物による負担

入れ歯は天然の歯と異なり、噛む力を分散することができないため、強い負荷に弱いという特徴があります。たとえば、するめやせんべい、氷などの硬い食べ物を無理に噛むと、入れ歯全体に強い圧力がかかり、亀裂や破損の原因になります。また、餅やガム、キャラメルなどの粘着性のある食品は、入れ歯を引っ張るような力が働き、装着位置がズレたり、金具が変形することもあります。

【対策】

  • 硬すぎるものを極力避ける
  • 細かく切ってから食べる

ご自身での入れ歯修理

入れ歯を破損した際、「少し欠けただけだから」といって、市販の接着剤などで修理しないようにしましょう。市販の接着剤は入れ歯の素材に合わず、すぐに剥がれたり、有害成分が口内に影響を及ぼすことがあります。

また、正しい位置で接着できていないと、噛み合わせがズレて痛みや不調の原因になり、修理ができなくなったり、再作製が必要になることもあるため、注意しましょう。

【対策】

  • 破損した際は、必ず歯科医院に修理を依頼する

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不動前で入れ歯治療なら不動前デンタルオフィスまでお気軽にご相談ください。

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