セラミックの歯が欠けた際の応急処置とは?
投稿日:2025年4月30日
カテゴリ:スタッフブログ
セラミックの歯が欠けた際の応急処置について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
自費治療となるセラミックのつめ物やかぶせ物は、従来に比べて強度は高くなっていますが、やはり衝撃等には弱く、部分的に強い力がかかってしまうと、欠けたり、割れたりする可能性があります。セラミックの歯が欠けると、見た目の問題や違和感を感じるだけでなく、咬み合わせや口腔内環境にも悪影響を及ぼします。
欠けた部分が小さい場合は修復できることもありますが、大きい場合は再製作が必要となります。歯科医院で治療を受けるまでの間、適切な応急処置を行うことにより、トラブルを最小限に抑えることができます。
そこで今回のブログでは、セラミックのつめ物・かぶせ物が欠けた際の応急処置についてお話したいと思います。
破損したセラミックの歯を保管する
欠けたり、割れたりしたセラミックの歯は状態によって再接着することができます。再製作が必要になった際も治療計画の参考になるため、湿らせたティッシュやガーゼに包んで保管しましょう。
口腔内を清潔に保つ
つめ物・かぶせ物が欠けたり、割れたりした部分は細菌が侵入しやすい状態になっているため、虫歯の再発リスクが高くなります。破損した部分は敏感になっていることがあるため、柔らかい歯ブラシを使用し、周囲を優しく磨きましょう。抗菌作用のある洗口液等の活用もおすすめです。
硬い食べ物は控える
破損したセラミックは脆くなっています。さらに状態を悪化させないよう、硬い食べ物はできるだけ控え、負担の少ない柔らかいものを食べるようにしましょう。
土台の歯を保護する
セラミックが欠けたり、割れたりした部分は鋭利になっている可能性があります。破損部分をガーゼで覆ったり、歯科用ワックスを使用したりして舌や頬の内側を傷つけないようにしましょう。
できるだけ早めに歯科医院で診てもらう
応急処置はあくまでもすぐに歯科医院に行けない時の対処法ですので、できるだけ早めに歯科医院に行き、患部を診てもらいましょう。状態によっては、再接着などで治すこともできるため、欠けたセラミックは必ず持参しましょう。
不動前でセラミック治療なら不動前デンタルオフィスまでお気軽にご相談ください。
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