歯科治療でマイクロスコープを使用することのメリットとは?
投稿日:2025年12月15日
カテゴリ:スタッフブログ
歯科治療でマイクロスコープを使用することのメリットについて

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
歯科治療は「どれだけ正確に見えるか」で治療結果が大きく変わってきます。マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)は、肉眼では確認できない細部まで拡大することができる精密機器です。
今回は、このマイクロスコープを使った歯科治療がどのようなメリットをもたらすのかをご紹介します。
治療の精度が大幅に向上する
マイクロスコープは最大20倍以上に視野を拡大できるため、歯のひびや小さな虫歯、根管内の汚染部位などを目で確認することができます。その結果、取り残しや削りすぎを防ぎ、より精密な処置が可能になります。特に根管治療や虫歯治療、審美修復など「ミクロン単位の精度」が求められる場面で、マイクロスコープの効果が発揮されます。
再発のリスクの軽減・歯の寿命を延ばせる
虫歯や根管治療の再発原因の多くは、虫歯や感染物質の取り残しやつめ物・かぶせ物の適合不良です。マイクロスコープを使用することで、感染物質をしっかり除去し、つめ物やかぶせ物の適合性を向上することができます。結果として、治療後の再発を防ぎやすくなり、自分の歯をより長く健康に保つことが期待できます。
歯の削る量を最小限にできる
初期段階の虫歯は、肉眼では見逃してしまうほど小さなものもあります。マイクロスコープを使用することで、虫歯部分を正確に見極め、必要な部分だけを最小限に削ることができます。健康な歯をできるだけ残すことができるため、治療後の違和感やしみる症状を抑えやすくなります。
記録・説明に活用できる
マイクロスコープには、治療中の映像や写真を記録できる機能があります。患者さまご自身が「治療前はどんな状態だったのか」「どのように処置されたのか」を確認できるため、治療に対する理解と納得感が高まります。画像などで治療前後の変化を確認できることで透明性が上がり、歯科医院との信頼関係も築きやすくなります。
難症例にも対応しやすい
再治療が必要な根管治療や歯茎の下に隠れた虫歯など、通常の視野では対応が難しい場合でも、マイクロスコープを使用することによって精密な処置が可能となります。歯科治療において、マイクロスコープは歯を残す可能性を高めるための選択肢として、重要な役割を果たします。
不動前でマイクロスコープ精密治療なら不動前デンタルオフィスまでお気軽にご相談ください。
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