歯科治療で麻酔注射をした後の注意点とは?
投稿日:2025年6月18日
カテゴリ:スタッフブログ
歯科治療で麻酔注射をした後の注意点について
不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
虫歯治療で歯を削る際やインプラント手術、抜歯の際には事前に局所麻酔を行います。治療から数時間は麻酔の効果が続いているため、下記のことに注意しましょう。
食事を控える
歯科治療の際に麻酔注射を行った場合は、治療後しばらくの間は患部の感覚が麻痺しています。熱いもので火傷したり、頬の内側や舌を噛んで損傷したりする可能性が高いため、麻酔の効果が完全に切れるまでは食事を控えましょう。
空腹で我慢できない場合は、できるだけ噛まずに飲み込めるゼリーやヨーグルトなどを食べるようにしましょう。
お口の中を触らない
麻酔が効いている間は、患部や唇、頬の感覚が鈍くなり、痺れなどを感じる場合があります。しかし、気になって触ってしまうと、気づかないうちに患部やお口の中を傷つけ、痛みや腫れの原因になることがあります。麻酔の効果が完全に切れるまでは、できるだけお口の中を触らないようにしましょう。
歯磨きを優しく丁寧に行う
麻酔が効いている間は患部の感覚が麻痺しているため、痛みなどを感じにくくなっています。そのため、強い力で歯磨きを行うと、治療部位に大きな負担がかかり出血したり、麻酔が切れた後に痛みを伴うことがあります。治療部位はしばらくの間、デリケートになっているため、優しく丁寧な歯磨きを心がけましょう。
血流が良くなる行為を控える
麻酔をした歯科治療の後は、激しい運動やアルコールの摂取、長時間の入浴等はできるだけ控えましょう。血流が良くなると、患部から再出血したり、体に負担がかかることによって治癒が遅くなったりします。麻酔の効果が完全に切れ、体調が安定するまでは安静にしましょう。
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