神経のない歯・神経の死んだ歯は効果がない

歯には神経があります。神経が生きてる正常な歯は「生活歯」といい、神経が死んだ歯や神経を取り除いた歯は「失活歯」といいます。虫歯や外傷などで神経が死んでしまったり、治療で神経を取り除いたりした失活歯については、通常のホワイトニングで歯を白くすることができません。失活歯は歯の内部が変色するため、改善するためにはウォーキングブリーチという方法で漂白する必要があります。

人工歯（レジン・セラミック等）は漂白できない

虫歯治療などで歯を削った部分に装着したつめ物・かぶせ物、インプラントの上部構造などの人工歯はホワイトニングで漂白することができません。つめ物・かぶせ物の黄ばみや変色が気になる場合は、部分的に修復したり、新たにレジンを充填したり、またはクリーニングなどで改善することになります。

一時的に知覚過敏になることがある

ホワイトニングで使用する薬剤の影響によって、施術中や施術後に歯が痛みを感じたり、しみたりする知覚過敏になる可能性があります。ホワイトニングに伴う知覚過敏については一時的なものですので、時間の経過とともに気にならなくなっていきます。

色の後戻りがある

ホワイトニングの効果は永久ではありません。そのため、施術後は少しずつ歯の色が後戻りします。白さを持続させるためには、定期的にクリーニングやホワイトニングを受ける必要があります。色の後戻りについての目安はオフィスホワイトニングで約半年、ホームホワイトニングで約1年程です。また、食生活や日々のケア、喫煙などの生活習慣によって個人差があります。