歯を抜けたまま放置することで起こる問題とは?|不動前の歯医者

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歯を抜けたまま放置することで起こる問題とは?

投稿日:2023年1月16日

カテゴリ:スタッフブログ

歯を抜けたまま放置することで起こる問題について

歯を抜けたままにすることで生じる問題

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。

虫歯や歯周病、歯根破折、外傷など歯を失う原因は様々ですが、抜歯したり、歯が抜けたりした後にそのままの状態で放置しているという方はいませんか?

前歯以外の歯であれば、あまり目立たないため、痛みなどの問題がなければそのままの状態で生活しているという方も多いのではないでしょうか。しかし、歯は1本でもない状態で放置してしまうと、歯全体のバランスが乱れ、様々な問題を引き起こす可能性が高くなります。

今回のブログでは、歯を抜けたまま放置することで起こる問題についてお話したいと思います。歯がない状態で長期間放置した場合は下記のような問題が起こる可能性があります。

歯並び・噛み合わせが乱れる

歯は隣合う歯や上下の歯によって全体のバランスが維持されています。もし、歯がない状態になってしまうと、その部分に周囲の歯が倒れ込んだり、少しずつ歯が移動したりするため、歯並びや噛み合わせが乱れてしまいます。歯がない期間が長ければ長いほど、歯並びや噛み合わせが悪化するため、その後の治療も難易度が高くなります。

周囲の歯への負担が大きくなる

歯を抜けたままで放置した場合、歯のある部分で咀嚼することが必然的に増えます。周囲の健康な歯の使用頻度が高くなると、その分負担も大きくなるため、トラブルが生じやすくなったり、将来的に歯を喪失するリスクが高くなります。

顎関節症のなりやすくなる

歯がない状態で長期間放置してしまうと、歯並びや噛み合わせが悪化し、左右の筋肉のバランスが乱れてしまうため、顎骨や顎関節への負担が大きくなり、結果的に顎関節症リスクを高めてしまいます。

顎骨が退縮していく

歯がない部分は咀嚼時の刺激などが顎骨へ伝わらなくなるため、骨量が少しずつ減っていきます。歯がない状態で長期間放置してしまうと、インプラント治療を受けるために必要な顎骨の厚みや量が足りなくなるため、骨を再生する処置が必要となったり、場合によってはインプラント治療が受けられなくなる可能性があります。

見た目が悪くなる可能性がある

前歯を失った場合は歯抜けの状態が目立つため、見た目が悪くなります。さらに、奥歯を失った際も前歯の負担が増えるため、少しずつ歯が前方へ出っ張るような状態になり、歯並びが悪くなる可能性が高くなります。また、歯がない部分を無意識に避け、どちらか一方の負担が多くなってしまうと、筋肉のバランスが悪くなり、しわやたるみの原因になってしまいます。

たとえ1本でも歯がない状態が長期間続くと、上記のような様々な問題を引き起こす可能性が高くなります。目立たないからといって放置せず、できるだけ早く治療を受けて歯を修復することが重要です。

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