歯科用CTと通常のレントゲンの違いとは?
投稿日:2026年9月18日
カテゴリ:スタッフブログ
歯科用CTと通常のレントゲンの違いについて

不動前駅すぐの歯医者「不動前デンタルオフィス」の歯科衛生士です。
「歯科用CTと通常のレントゲンは何が違うの?」「レントゲンだけでは分からないことがあるの?」「CT撮影はどのような時に必要なの?」このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
歯科医院では、虫歯や歯周病、親知らず、根の治療、インプラント治療など、見た目だけでは分からない部分を確認するためにレントゲン撮影を行うことがあります。その中でも、歯科用CTは通常のレントゲンよりも立体的にお口の状態を確認できる検査です。
今回のブログでは、歯科用CTと通常のレントゲンの違いについてお話ししたいと思います。
通常のレントゲンは平面的に確認する検査
通常のレントゲンは、歯や顎骨の状態を平面的に確認する検査です。虫歯の進行具合、歯の根の状態、歯を支えている骨の量、親知らずの位置などを確認する際に使用されます。
歯科治療において基本となる検査ですが、2次元の画像のため、歯や骨が重なって写ることがあります。そのため、奥行きや骨の厚み、神経との細かな位置関係までは分かりにくい場合があります。
歯科用CTは立体的に確認ができる検査
歯科用CTは、歯や顎骨、神経、血管の位置などを立体的に確認できる検査です。通常のレントゲンでは分かりにくい奥行きや厚み、歯の根の向き、骨の形などを詳しく確認できます。
お口の中を3次元的に把握できるため、治療前の診断や治療計画を立てる際に役立ちます。
親知らずの難抜歯で役立つ
横向きの親知らずや骨の中に埋まっている親知らずは、通常のレントゲンだけでは神経との距離が分かりにくい場合があります。歯科用CTは親知らずの位置や根の形、神経との関係を立体的に確認できるため、抜歯時のリスクの把握に役立ちます。
インプラント治療の精度向上
インプラント治療では、顎骨の量や厚み、神経や血管の位置を確認することが大切です。通常のレントゲンでは骨の高さは確認できても、骨の厚みや立体的な形までは分かりにくい場合があります。
歯科用CTを使用することで、インプラントを埋め込む位置や角度、骨の状態をより詳しく確認できます。
根の治療で原因を確認しやすくなる
歯の根の治療では、根の形が複雑だったり、炎症の広がりが分かりにくかったりすることがあります。通常のレントゲンでは確認しづらい根の先の病変や、根の本数、細かな形態をCTで確認できる場合があります。治療をしても症状が改善しにくい場合や、原因がはっきりしない場合に、CT撮影が診断の助けになることがあります。
歯や骨の状態を詳しく把握できる
歯科用CTでは、歯のひび、根の先の炎症、歯周病による骨の吸収、顎骨の形などを詳しく確認できます。原因が分かりにくい痛みや違和感がある場合など、精密な診断が可能となります。
すべての治療でCT撮影が必要なわけではありません。通常のレントゲンで十分に診断できるケースもあります。症状や治療内容に応じて、必要な検査を選択することが大切です。
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